巻之一

1/姫君のおいたち
2/箏の琴
3/縫い物
4/阿漕
5/帯刀
6/右近の少将
7/孤独な姫君
8/少将と帯刀
9/少将からの手紙
10/父と娘
11/蔵人の少将
12/返事のない恋文
13/石山詣
14/絶好の機会の到来
15/焼米と雨の夜
16/少将の訪問
17/格子のむこうに
18/とめられぬ想い
19/出逢い
20/阿漕のかなしみ
21/抱き締められて
22/阿漕の想い帯刀の立場
23/はじめての朝
24/言い訳
25/後朝の文
26/阿漕大忙し
27/二日目の夜
28/姫君からの手紙
29/餅の手配
30/やまない雨
31/降りぞまされる
32/雨に濡れても
33/運命の相手
34/三日夜の餅
35/北の方の帰還
36/母の形見の鏡箱
37/嵐が去って
38/年代物
39/四日目の夜
40/末の松山
41/恋文の行方
42/五日目の夜
43/はじまりの予感
44/山なし
45/落窪と呼ばれる者
46/愛する人の名
47/四の君の婿候補
48/噂
49/交野の少将
50/嫉妬
51/少将縫い物を手伝う
52/覗き見てみれば
53/奸計
54/束の間のしあわせ
55/哀しみの時
56/揺れる黒髪
57/ひとり
58/主のいない部屋
59/想い
60/あるにもあらぬわが身にて
61/密かな決意
62/三郎君大活躍
63/典薬助
64/それぞれの想い


巻之二

1/少将の決意
2/縫い仕事
3/針で書いた手紙
4/哀しみの足音
5/逃れられない
6/夜のはじまり
7/典薬助の訪問
8/救いの舟
9/ささやかな難題
10/頼りは涙と阿漕だけ
11/長い夜の終わり
12/手紙ふたつ
13/涙川
14/老木
15/杉唐櫃
16/典薬助の失態