a piece of tomorrowことのは詩集「しあわせ風船」
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窓のむこう
庭に小さなプールを出して
子供たちが水浴びしてる
うとうとお昼寝
電車の中

♪001*2001/07/30


からからに乾いた喉
じりじりと日焼けする肌
汗のにじんだ額に
ぽつり雨粒ひとつ
心まで染み込む潤い

♪002*2001/08/03


郵便屋さんのバイクの音
窓からそっと覗いてみれば
封筒の束ひとつひとつ
宛名を確かめている
ポストがカタンと音たてた
誰からのお手紙がきたのかな

♪003*2001/08/11


遠くに行きたいなんて言って
近くたって何だっていいんだ
ここだってどこかから見たら
遠くの素敵な街なのだから

♪004*2001/08/15


車の流れが川に見えた歩道橋
赤いきらめきが
遠くの方まで続いてる
ゆったりとした流れは
どこまで続いているのかな

♪005*2001/08/18


夕暮れの色が怖かった
夕焼けが不思議な色をしていた
嵐の前の色をしていた
雨が降って
そして止んで
次はきっと青空になる

♪006*2001/09/11


大きなあくびひとつ
だけどもう秋だから
お昼寝をしてしまうと
すぐに夕方になってしまう
だからもう少し起きているよ
だからもう少し頑張ってみるよ

♪007*2001/10/06


満月が綺麗と言う少女の声に
見上げるとそれは半月でした
明るく美しい月を満月と言うのだと
少女はずっと信じていました
満月ではない夜に満月を見る力を
その小さな瞳は持っていました

♪008*2001/10/26


待っているとなかなか届かないね
送ったよと聞いたのに
荷物はなかなか届かない
ほらまたトラックの音がする
どうか今度はおうちの前で
ちゃんと停まりますように

♪009*2001/11/16


きらきらしていて
一番綺麗な色が
金色だよと教えられて
銀色のことを金色と
ずっと思い込んでいたよ

♪010*2001/12/08


オルゴールの音に誘われて立ち寄ったその店は
まるで夢の中のような不思議な小物で溢れていました
幻想の世界への扉がどこかにあるとすれば
きっとこんなお店の中にこっそり隠してあるのです

♪011*2001/12/18


100までちゃんと数えられたら
ほめてもらえたあの日のように
100まで全部数えたら
笑顔になって歩き出そう

♪012*2002/01/18


雲の欠片が落ちてきた
雲がちぎれてはらはらと
雪となって舞い落ちる
ふわふわの雲だから
欠片もふわふわしているよ

♪013*2002/02/11


それぞれのおうちに
違う顔したお雛様
だけど不思議とどれも
そのおうちの子供に
とてもよく似ている

♪014*2002/03/03


垣根から
柴犬がひょっこり顔出した
いつものように
寒がりの子猫を呼んでいる
だけどもう
子猫は冒険の真最中
ひだまりいっぱい
はじめての春

♪015*2002/03/13


5分間何にも考えない
そんな小さな贅沢を
ひとりひそかに味わってみる

♪016*2002/04/27


晴れていても
雨が降っても
傘をくるくる
まわして歩く
明日は晴れか
それとも雨か

♪017*2002/06/13


階段を降りる瞬間
懐かしい香りがした
ここにいるよと今も
言っているような気がした

♪018*2002/07/03


そよ風ならばその力で
優しい雨を連れて来い
強い風ならその力で
透き通った青空連れて来い

♪019*2002/07/14


毎朝同じ時間窓の外に舞う蝶
あの日蝶の幻と戯れた人の
それはきっと新しい姿
おかえりなさい
そしてさよなら
逢いにきてくれてありがとう

♪020*2002/09/02


空っぽにしたつもりで
いつも何かでいっぱいの心

♪021*2002/09/10


聴こえる音を言葉に変えて
想う言葉を歌にして

♪022*2002/09/16


後片付けしてるわけじゃなくて
これはきっと明日の支度
泣いているわけじゃなくて
これは笑うための準備

♪023*2002/09/23


真っ暗な寒い夜に
お昼間の温もり届けるため
強い風にひるがえりながら
お布団が日なたぼっこ

♪024*2002/10/29


色鉛筆一本
描きたいものはいっぱい
同じ色で描いているのに
何色にでも見えてくる

♪025*2002/11/04


どんぐりみたいにかわいい瞳
夕陽色したまるいほっぺ
もみじみたいに小さな手

♪026*2002/11/19


無くしたリモコン探して
テレビの前をうろうろしてる
ただテレビをつけたかった
それだけなのに

♪027*2002/12/18


昨日まで泣いていた小さな蕾が
今日は大きな花を咲かせる

♪028*2003/01/08


信号待ちの間
散歩中の犬と
不意に目が合う
そんな奇跡

♪029*2003/01/17


ケーキを買う理由なら
今日はもう決まってる

♪030*2003/03/03


新しい鏡の中
新しい顔をして

♪031*2003/04/30


風向きが変わった
雨の予感
止めることができないのなら
雨を好きになろうと思った

♪032*2003/06/09


1番目の願いは
心の中そっとかくして
2番目の願い事
短冊の中

♪033*2003/07/07


上手になったのは
そよ風の楽しみ方
小さな日陰の見つけ方

♪034*2003/08/07


くりかえし
くりかえし
くりかえさないことを
くりかえす

♪035*2003/10/01


やけに低い鉄棒
物足りない滑り台
だけど見上げた空は
今も何も変わらない

♪036*2003/10/20


あの日遊んだかくれんぼ
今もきっと続いてる

♪037*2003/12/03


昨日でも明日でもなく
今日だけに許された特別

♪038*2004/02/14


明日のことを考えたとき
はじめて今日が見えたのです

♪039*2004/03/29


どの鞄にしましょうか
どの私でいましょうか

♪040*2004/07/17


バケツの中の水に
何を映そうとしているの?
少しだけ残した水が
覗き込まれるのを待っている

♪041*2004/08/20


数えなおしてからちゃんと
おわりからじゃなくはじめから

♪042*あけましておめでとうございます。
2005/01/01


傘をさせば音で雨を
傘がなければ肌で雨を

♪043*2005/03/05


少なくても多くても関係はない
まるごと全部食べるだけ

♪044*2005/07/19


あまりにもゆるやかすぎて
動いてないみたいに見える
動いているところを見たくて
見つめすぎているから余計に

♪045*2006/01/27


ほんの少しのおまけを重ねて
今では他の何よりも多い

♪046*2006/07/08


もう少し先にそれがあるなら
もう少しくらいは頑張ってみるよ

♪047*2007/01/22


昨日も今日も見上げているのが
空であることに変わりはない

♪048*2007/07/16


切符も鍵もこの手にある
あとは靴を探すだけ

♪049*2008/01/22


風が春を連れて来る
欲しいものばかりじゃないけど

♪050*2008/03/15


枝をひろげて笑ってる
葉っぱを揺らして笑ってる

♪051*2008/05/03


手に入れるためのことが
手放さないためになる

♪052*2008/06/01


くるくる巻いてそして解いて
繰り返すうちにまるになる

♪053*2008/07/12


きみが手をはなしても
この手はちゃんと握っているよ

♪054*2009/01/18


簡単に言うとね
簡単には言えないってこと

♪055*2009/03/06


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