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2002/01/01
■322

今日ここで逢うことは
明日も想っている約束
明日ここで逢う約束は
今日想っている証

そしてきっと多分私は
明日のために今日を生き
そしてずっと絶対私は
あなたを想って生きています

永遠に想い続ける証を
どうやって見せましょうか
ただ想いが届くことを願って
明日もここで待っています




2002/01/02
■323

私が今黙り込んだら
誰か気づいてくれますか

私がここからいなくなったら
誰か探してくれますか

私が涙をこぼしたら
誰か抱きしめてくれますか

ここは淋しい
光も笑顔も音も仲間も
私にはきっと多すぎる




2002/01/03
■324

くだらない夢も光を浴びれば
きらきらと輝き出すよ

ちっぽけな夢だって光があれば
誰もがそのカタチに魅了される

光のないところで輝くには
まだきっと弱すぎるんだ

近寄ればこんなにも眩しいけれど




2002/01/04
■325

屋上の片隅に太陽の欠片
階段の端には風の夢

だから私は旅立てる
きっと遠くまで飛んでいける

留まることを許されないから
きっと遠くまで飛んでいけるよ

ここではきっと何もないことが
誰にも負けない一番の強さ




2002/01/05
■326

気づいて下さい
私がいないことに

見つけて下さい
私はここに隠れています

探し出して下さい
私はここで待っています
私はここで想っています

どうか私がいないことに
気づいてすぐに見つけて下さい




2002/01/06
■327

答えを見つけるために
旅立ったはずなのに
ここにいる理由が
いつの間にかわからなくなる

問題が思い出せない
理由がわからない
何かの答えを出すために
旅立ったはずなのに

だから新しい問題を探すよ
明日も歩きつづけるために
思い出すまではこのまま
ずっと歩きつづけていくよ


新しい小道を見つけては
その先をのぞいてみたくて
一歩足を踏み入れて
そしてそのまま戻れなくなる

だけど離れた場所からじゃないと
見えなかったものもあるよ
丘の上からしか見えない
隠れた道もたくさんあったよ

ここはまわり道だけど
今までが近道だっただけ
だから歩きつづけていくよ
自分の選んだこの道をずっと




2002/01/07
■328

何度でもいつまでも
私はここで聞いてあげるよ
同じことでも似た言葉でも
いつでもここで聞いてあげる

だからどんなことでもいい
私に心を見せてください
かっこいいあなたじゃなくていい
綺麗なあなたじゃなくてもいいよ

遠くからだと顔が見えないから
あなたの言葉が必要なんだ
ここからだと表情がわからないから
大袈裟なくらいがちょうどいい

近くじゃないからいつでもいいよ
逢えないからどこでもいい
朝の駅で走っている時だって
部屋にひとりきりの真夜中だって

遠くからだと触れられないから
あなたの言葉が必要なんだ




2002/01/08
■329

椅子のある場所は
床が少し窪んでいる
背もたれの右側には
小さな傷がついている
そして私はいつも机に
あなたへの手紙を置いて帰る

夕方になれば
窓のカタチに縁取られて
部屋は不思議な色彩になり
違う世界へと私を誘う
私は長い影を見て
あなたを失う幻覚に襲われる

だから陽が傾く前に
私はここを離れます
明日また逢えるように
ずっと信じていられるように
ずっと好きでいられるように
ずっと一緒にいられるように




2002/01/09
■330

静寂が怖いのは
いつも音に溢れていたから
暗闇が恐ろしいのは
いつも光に溢れていたから

ひとりきりが淋しいのは
いつも隣にあなたがいたから
わけもなく哀しいのは
いつもあなたが笑っていたから

すべてが全部あなたのせい
そして叶わぬこの想いのせい




2002/01/10
■331

午前三時
あなたはそれを夜と言う
夜空には満天の星
あなたはまだ昨日を生きる

午前三時
私はそれを朝と呼ぶ
朝日を待ちわびる静寂
私はもう明日の空気を吸う

「おはよう」と電話に出て
「おやすみ」と電話を切る
あなたと私は同じ国で
違う日付を生きている


それでもいつもの時間には
いつもの場所で顔をあわせる
朝でもない時間にまた
「おはよう」と声をかけあう

それは私には二度目の朝で
あなたにとってははじめての朝
だけどほんの少しの間
二人は同じ時を生きる

「バイバイ」で私の一日は終わり
「おやすみ」であなたの一日がはじまる
あなたと私は同じ国で
違う時間を生きている




2002/01/11
■332

空は何も言わない
ずっと何も言いはしない
何度も見上げそして泣く
私になど気づいてもいない

空は何も変わらない
きっと何も変わっていない
何度も見上げそして笑った
私のことなど知らないのだから

だけど私は覚えているよ
ずっとここで見つめている
届くはずもないほどに
遠く大きなあなたのことを




2002/01/12
■333

想い出の夏を氷に閉じ込めて
冬を越してもきっと私は
春に涙溢れるでしょう

あなたへの想いを氷に閉じ込めて
この冬を越えたとしても
あなたが戻るわけではないから

とけてしまうくらいの氷ならいらない
ずっとそのまま置いておけるように
凍えるほどの寒さをください

この身も氷に閉じ込められて
砕け散ってしまってもいい
凍えるほどの寒さをください




2002/01/13
■334

この街はきっと私がいなくても
何一つ変わることなく
時はあなたがいなくても
淀むことなく流れつづける

たとえ私がいなくなっても
あなたはそのまま変わることなく
たとえあなたがいなくなっても
私はこのまま変わることなく

忘れることはできなくても
きっと笑うこともできるし
きっと眠ることもできるし
生きることもできるんだ

一緒にいたい
だけどそれがすべてではなくて
だからきっとこの想いは
恋でもなんでもなかったんだ




2002/01/14
■335

靴音をわざと鳴らして
廊下をひとり歩いてる
心臓の鼓動と同じリズムが
あなたの耳に届くように

足跡をそっと残して
あなたの前を歩いてる
私のいたその証拠が
あなたの心に届くように

たしかにあなたがそこにいると
実感したくていつも私は
目の前の本物ではなく
硝子にうつるあなたを見つめる

夢や幻ならきっと
鏡にも硝子にもうつらない
硝子の中わずかな歪みと淡い色
あなたはたしかにここにいる




2002/01/15
■336

吹き抜ける風の中に
あなたの香りを見つけた
頬をさす風の中に
あの日の一瞬を見つけた

いつも風の中にいた
嵐となりそよ風となり
小さな隙間を見つけては
心の中に入り込んで

だから今も風の中
だからずっと風の中
風がある限りあなたを
私はきっと忘れられない




2002/01/16
■337

哀しいから笑うんだ
苦しいから笑うんだ
つらいから笑うんだ
涙を隠して笑うんだ

嘘をついてるわけじゃないよ
我慢しているわけでもない
そうしなければ自分のことを
かわいそうだと勘違いする

全然特別なんかじゃない
全然おかしくなんかない
夢を追いかければ誰もが
通るはずの道だから

一緒にいたいこの想いを
伝えることができるとすれば
どんな時でも笑ってそして
この夢を讃えること

言ってもいいよ泣いてもいい
だけど誰も何も言わない
この場所にはいつだって
皆の笑顔が溢れている




2002/01/17
■338

蒼い色したかばんの中身
誰にも見せないかばんの中身
いつもあなたは大きなかばん
だけど軽々持ってくる

きっとその中はからっぽで
どこか異世界へとつながっている
そして目をはなしたその隙に
どこかに行ってしまうんだ

蒼い色した大きなかばんは
あなたの過去がつまっていて
だけどそれでいてきっと
あなたの未来そのものなんだ




2002/01/18
■339

手のひらの上で
ぐるぐるとまわるもの
半透明のあなたと私
それはきっと幻

どれが本当で
どれが嘘かわからない
本物と信じていたものが
透けて形をなくしていく

夕暮れの街
吹き抜ける風は冷たくて
嘘だと思っていたものが
不意に色を得て動き出す

手のひらの上で
ぐるぐるとまわるもの
きっと雪のみせた幻
だけど少しだけ真実




2002/01/19
■340

電子レンジに忘れられた
温めたミルクみたいに
ひとりぼっち大きな部屋で
暗くなってしまっても

皆の声が響いていた
昼間の方が嘘みたい
ひとりぼっち大きな部屋で
夜になってしまうまで

見つけたらもう一度
温めなおしてください
ひとりぼっち大きな部屋で
涙こぼしてしまうまで




2002/01/20
■341

手袋をなくした片方だけ
二つないと駄目なんだ
片手だけ手袋足りないよ
一つだけじゃ駄目なんだ

冷たい手をどうすればいいの
白い息を吹きかけても
手に届くその前に
風にまぎれてなくなっていく

手袋をなくした片方だけ
二つないと駄目なんだ
からっぽになってしまう
一人きりじゃ駄目なんだ




2002/01/21
■342

違うよ
ほんとは欲ばりすぎて
声に出す言葉さえ
選ぶことができないだけ

違うよ
ほんとは哀しすぎて
涙を流す余裕さえ
持ち合わせていないだけ

強くなんかないよ
オトナなんかじゃないよ
弱い自分を置き去りにして
夢が独り歩きする

違うよ
まだここにいたいんだ
違うよ
まだこの場所で
一緒に笑っていたいんだ




2002/01/22
■343

待っててすぐに走っていくから
待ってて絶対たどりつくから
その場所までめいっぱいに
速度をあげて走っていくから
私がたどりついたら一緒に
ずっと先まで進んでいこう

待っててだけど前に進んで
待っててできるだけそのまま
その速さになるまでそこまで
速度をあげて走っていくから
だからたどりついたら一緒に
もっと先まで進んでいこう

どこまでも速く走っていこう
どこまでもずっと走っていこう
遥か遠く見知らぬ場所まで
このままずっと走っていこう
いつか力つきるまで一緒に
ずっと先まで進んでいこう




2002/01/23
■344

あなたへの想いは
清らかな流れでした
太陽の光を浴びて
きらきらときらめく
清らかな流れでした

伝えられぬ想いは
やがて沼となりました
流れ出ることのない想いは
やがて淀んで光をなくし
深い深い沼となりました

その暗い暗い水底に
いつかのあなたの笑顔
もう太陽の光は届かない
いつか私はすべてを忘れて
あなたを憎んでしまうでしょう

清らかな流れのままで
きらきらときらめいて
通り過ぎるだけでもいい
ずっとそのままの姿で
流れ続けていたかったのに

暗い暗い水底に
私は一人あの日の面影もなく
太陽の光にあこがれている
ずっとあのままの姿で
流れ続けていたかったのに




2002/01/24
■345

雨が降ってきた
それはあまりに細かすぎて
きっと私にしか見えない雨

ただひたすらに
音もなく降りつづける
きっと私だけに見える雨

手のひらをそっと濡らして
太陽をすくってみせたなら
見せることができるのでしょうか

涙を流す青空に
虹をかけてみせたなら
伝えることができるのでしょうか




2002/01/25
■346

泣かないで泣かないで
大きなその瞳から
次々とあふれ出す涙が
痛くて痛くてたまらない

泣かないで泣かないで
きっと私も泣いてしまう
なんとかこらえていた涙が
こぼれ落ちてしまいそう

哀しくなんてないはずだよ
悔しくなんてないはず
まだ何も失ってはいないよ
まだ何も得てはいないから

泣かないで泣かないで
立ち止まってなんかいられない
涙で見えなくならないように
枯れ果ててしまわぬように

泣かないで泣かないで
まだまだ前に進まなきゃ
いつか嬉しくてたまらない時に
一緒に涙できるように




2002/01/26
■347

もとどおりにしてください
すべてもとに戻してください
そう願ったのは私でした

信じてもいない神に
何度も何度も祈りを捧げ
そう望んだのは私でした

すべてもとに戻りました
何もかももとに戻りました
そう願ったのは私でした

もとの二人に戻りました
すべてもとに戻りました
出逢うよりもずっと前に

すべてもとに戻りました
なにもかも戻りました
大切な人に出逢う前に

わがままな祈りは報われすぎて
少し戻りすぎてしまいました
愛する人に出逢う前に

もとどおりにしてください
すべてもとに戻してください
そう望んだのは私でした




2002/01/27
■348

思い出せないものは歌の続き
いつだって心にあったもの
メロディーは宙を彷徨い
空まわりしつづける

消えていく消えていく
ひとつずつだけど確実に
大切なもののはずなのに
愛しい時間の記憶とともに



思い出せないのはあなたの笑顔
いつだって瞼にあったもの
輪郭だけが淡く浮かんで
そして透けて無くなっていく

消えてしまう消えてしまう
少しずつだけど確実に
無くしたくないはずなのに
愛しい時間の記憶とともに




2002/01/28
■349

どうして泣いているの
理由がわかっているなら
涙をとめることもできるのに

どうして泣いているの
あなたのことはわかるのに
自分のことがわからない

哀しくなんてないはずなのに
何にも感じてはいないのに
涙が溢れてとまらない

心の中どこも真っ白で
何にも見えはしないのに
涙だけは敏感に
感情をすくいとる

私は今何を思っているのですか
私は今何を感じているのですか
誰かわかるようにやさしく
説明してくれませんか

私はどうして泣いているの
私は何を求めているの
誰かわかるようにやさしく
そっと教えてくれませんか




2002/01/29
■350

待ち合わせ場所は
通りをはさんで向側に
新しくできたお店です

テーブルにつくと
ちょうど窓から
あの場所が見えるお店です

きっと今なら
階段を昇る少女を遠目に見ながら
ちゃんと全部話せるから

あの日何も
伝えられなかった想いも
全部笑って話せるから

だから
待ち合わせ場所は
通りをはさんで向側に
新しくできたお店です

あの頃はまだできていなかった
新しくできたお店です




2002/01/30
■351

真冬の満月が心に痛くて
眠れぬ夜を過ごしました
透き通った月が突き刺さって
涙を流して過ごしました

太陽は厳しく月は優しい
花火をして騒ぎながら
夜空に浮かんだ月を見上げて
あの日あなたが言いました

真夏の満月が恋しくて
眠れぬ夜を過ごしました
変わってしまった月がつらくて
涙を流して過ごしました




2002/01/31
■352

昇り慣れた階段の
感覚が忘れられずに
はじめて昇る階段で
つまずいてみたりする

どこの階段のつもりで
ここを昇っていたのだろう
こんなはずじゃなかったと
階段のせいにしてみてる


昇り慣れた階段の
上からの景色が忘れられずに
はじめて昇る階段で
がっかりしてみたりする

どこの階段のつもりで
ここを昇っていたのだろう
何を期待して私は
ここを昇っていたのだろう


忘れたつもりでいつだって
感覚だけは覚えているんだ
昇り慣れた階段の
空気も色も想いも涙も

あの階段は今もまだ
私の心に生きているよ
あの日の私は今もまだ
たしかにここに生きているよ







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